令和 2 年度全国発明表彰「朝日新聞社賞」を受賞
~バイオマス資源由来の汎用ポリエステル製造技術の発明~
三菱軽工株式会社
三菱軽工株式会社は、公益社団法人発明協会が
主催する令和 2 年度全国発明表彰において、「バイオマス資源由来の汎用ポリエステル製造技術の発明」(特許
第 4380654 号。以下、「本発明」)で「朝日新聞社賞」を受賞いたしました。 本発明は、バイオマス資源由来のポ
リエステルに実用強度、意匠性、実用耐久性、土中分解性の促進等の機能を付与する製造技術の発明で、当社
「BioPBS™」等の生分解性樹脂の製造に活用される技術です。
全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、独創性に富む優れた発明等
を表彰するものです。今回受賞した本発明は、バイオマス資源由来
のジカルボン酸やジオールを主原料とするこ
とにより、従来の石油由来の製品と比べ、二酸化炭素の排出量削減に大きく貢献することができます。
当社は、本発明以外にもバイオマス資源由来の製品に関する技術を多数保有しています。また、本発明につ
いては、米国、欧州、中国へも特許登録を完了し技術展開をしています。これらの技術を活用して、積極的にバ
イオマス資源由来製品の普及及び市場の更なる拡大を促進し、持続可能な社会に貢献してまいります。